医学部に入ったのに、医療に興味がないという医学生は多い。
この心理はどこから来るのか分析する。
医学部に入ったのに医者が魅力的に思わない心理とは?
未来が見え透いていることへの退屈さ
医学部に入って臨床実習が始まると、医師が忙しく働いている光景を目にする。
まさに目の前のドクターは将来の自分であり、自分の未来が見え透いているかのように覚えることが多い。
起業をしたりすることにワクワクするのは、自分の未来が見えていないから。
まだ知らないものに対して、人はワクワクを感じるのだ。
目の前に自分の将来像があることは未来への既視感しか感じえない。
ロールモデルがいない
大学病院には、医師がたくさんいるが、それは皆大学病院で働く医師である。
医師といっても、都会で働く医師、僻地で働く医師、フリーランスで働く医師、開業で大儲けをする医師。
と、様々な医師がいる。
大学病院にいる医師しか見えないので、そのような将来が理想的ではない場合は、自分の将来に対して希望を感じにくいと言える。
大学病院で働く医師をみて、将来像があまり楽しそうでなく見えるのも正直なところである。
こうなりたいな!と強烈に思える人が少ないというのが正直なところ。
入る前のなりたいという気持ちは手に入れられないものに対する憧れからくる
人は無い物ねだりの生き物である。
手に入れる前はすごく欲しかったのに、手に入れたら興味をなくすということは、多くの人が経験したことだと思う。
医師になるということもそれに近いものがあるのかもしれない。
人間は知らないものには都合の良い解釈をしがち
人は知らないものには、希望的解釈を行う。
医学生になったらモテるだとか、医師は高年収だとか。
そういった希望的解釈より、ワクワクを感じるのだ。
しかし、そういった考えは事実であるとは限らない。
医学の勉強は思ったよりも退屈
医学は膨大な知識を得る必要がある。
医学に興味はあっても、それをやりこなすのはかなりの覚悟がいるし、犠牲を伴う。
暗記して無理やり頭に詰め込む必要があることも多い。
そういった経験を通して、時間が経過するにつれて、勉強に対する新鮮さを失っていくのかな感じる。
最後に
今回、考察したことは医師という職業のみに通じることではないと考える。
プログラマー、政治家、起業家、サラリーマンなどあらゆる職業において共通することであろう。
このような、心理的変化は常に伴うものだということを意識して、新たなことに挑戦しつつ、より勉強をしていきたいと思う。

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