プロカルシトニンとCRPの感度、特異度を比較する
プロカルシトニンはCRPよりも細菌感染症であるかを診断する上で、感度と特異度ともに高いです。
なので、細菌感染の有無を判断する上では、CRPよりもプロカルシトニンの方が有用であるといえます。
しかし、プロカルシトニンの感度、特異度はともに90%未満なので、確定診断としては不十分といえるでしょう。
なので、プロカルシトニンはあくまでも診断の補助として使うのがいいと考えられます。
細菌感染症か非感染性の炎症とを区別するための感度・特異度
感度 | 特異度 | |
プロカルシトニン(PCT) | 88% | 81% |
CRP | 75% | 67% |
出典:Clin Infect Dis. 2004 Jul 15;39(2):206-17. Epub 2004 Jul 2.


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