統合失調症患者には病識がなく、拒薬をする人が多いです。しかし、抗精神病薬による維持治療を行わないと再発する確率が大幅に上昇してしまいます。今回は、拒薬をきたす統合失調症患者に使える治療選択肢をまとめてみました。
拒薬する統合失調症患者の治療選択肢は?
統合失調症患者が内服薬を拒薬する場合は、他の投与方法を検討します。
筋肉注射なら以下のような選択肢があります。
・ジプレキサ
・ハロペリドール
・コントミン
・ヒルナミン
・ドグマチール
・チミペロン
舌下投与なら以下のような選択肢があります。
・シクレスト
経皮から投与の場合、以下のような選択肢があります。
・ロナセンテープ
服薬コンプライアンスが悪い場合は、LAI(Long Acting Injection)=デポ剤という持続性注射剤を使用します。1回の注射で2〜4週間効果があるのが特徴です。体の中に薬剤がとどまり徐々に血液中に放出されるため、長期にわたり効果が持続します。以下のような選択肢があります。
(定型抗精神病薬)
・ハロマンス
・フルデカシン(フルフェナジン)
(非定型抗精神病薬)
・リスパダールコンスタ
・エビリファイ
・ゼプリオン(パリペリドン)

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