投資心理学って知ってますか?
人は投資を行うときにいつも決まった感情をもち、型にはまった行動を起こしてしまうのです。
そういった人間の心からくる誤った行動を知ることで、意識的に合理的な選択を行おうというのが投資心理学を学ぶ最大のメリットとなります。
この記事では、投資心理学の知識を実際にどう仮想通貨に活かすかというところまで踏み込んで解説します。
仮想通貨投資においては、銘柄の勉強よりも根本的に大切な知識です。
なので、勝つためには必須の知識といえるのではないでしょうか?
目次
投資心理学!仮想通貨で爆発的に儲かる心理学テクニック
仮想通貨で儲けるための投資心理学テクニックを紹介させていただきます。
知っているのと、知らないのでは大違いです。
これを知るとライバルに大きな差をつけられるでしょう。
あなたも知らない間に合理的な判断を失っているかもしれません。
1. プロスペクト理論 人間は損失が大嫌い
プロスペクト理論とは、人間は損をすることが得することよりも嫌いという心理をもっているという理論です。
この理論は以下の質問に答えれば分かるでしょう。
あなたはどちらを選びますか?
①確実に100万円もらえる
②10%の確率で1000万円もらえる
どちらも期待値は同じです。合理的に考えるとどちらを選んでも同じはず。
しかし、ほとんどの人は「①確実に100万円もらえる」を選ぶのです。
これは②が裏返すと「90%の確率で1000万円もらえない」ので、機会損失をする確率があるからだと考えられるのです。
こちらの質問では
あなたはどちらを選びますか?
あなたは今200万円の借金があるとして考えてください。
①確実に100万円をもらえる
②50%の確率で200万円の借金がなくなる
この質問もどちらも期待値100万円です。
しかし、ほとんどの人は「②50%の確率で200万円の借金がなくなる」を選んでしまいます。
本当に人が損をすることが大嫌いということなんです。
なので、人は損失が生じている場合や、機会損失が意識された場合には、損失を回避するように非合理的な行動をとってしまう傾向があるということになります。
仮想通貨投資で考えると、利益確定が早くなり、損切りが遅くなってしまうのです。
本来ならば、上がっている仮想通貨はより上がる可能性が高いので利益確定を遅くし、下がっている仮想通貨はより下がることを回避するために早く損切りをしなければいけません。
しかし、人はその真逆の行動をしてしまうのですね。
「リップルを昔に買ってたけど、2、3倍になって売っちゃった。」
「ビットコインが半分以下になったけど、ガチホしている。」
というのもプロスペクト理論にそった行動といえるのではないでしょうか?
それじゃあ、いつまで経っても仮想通貨投資で勝つことはできませんよ。
また、プロスペクト理論には、感応度逓減という側面もあります。
感応度逓減とは、損失や利益が拡大するほど心理的な影響は小さくなるというものです。
100円が90円に値下がりするときの不快感よりも、さらに減少をして30円が20円になるときの不快感の方が小さくなります。
あくまでも合理的に数字などのデータで判断し、感情を一切排除することが仮想通貨投資には大切です。
自分がプロスペクト理論によって非合理な行動をとっていないかを常に意識して軌道修正するのも仮想通貨投資で勝つ秘訣ではないでしょうか?
2. アンカリング効果 過去の価格が判断に影響する
アンカリング効果とは、過去の価格が今の価格に対する判断に影響を与える心理効果のことです。
例を挙げて説明しましょう。
以下の表は、直近1年間のビットコインの価格推移です。
Aという価格を知っている人はCの価格でもAと比べると何倍にも増えているので高く感じます。
しかし、Bの価格を知っている人は、Cの価格がめちゃくちゃ安く感じるのです。
つまり、新しく市場に入ってきた人ほど現在の高騰した価格を安く感じて買ってくれるということになります。
ということは、仮想通貨が高騰を続けるためには新規の参入者が必要ということになります。
今まで仮想通貨が最高値を更新し続けれたのは、中国→韓国→日本というように少しずつ世界に広がってきたからだと考えることができるのです。
これからも仮想通貨が高値を更新するかどうかは仮想通貨がまだ広まっていない他の国に広がるかどうかで決まるといってもいいかもしれませんね。
こういった視点から仮想通貨の将来価格を予測してもいいでしょう。
また、Aから参入している人にとっては、価格が数倍になってDになったからもう下がるだろうと思って売ってしまった人も多いはず。
しかし、自分がそのように考えるのはアンカリング効果によるものであると考えれば売るのを踏みとどまってBの価格まで待ってより利益を増やすことができたかもしれません。
このように、自分の判断は過去の価格に影響を受けたものであることを今一度考えてから判断を下すといいのではないでしょうか?
3. サンクコスト効果 費用を惜しんで失敗を認められない
サンクコスト効果とは、人間は過去に費やした時間や費用が大きければ大きいほど失敗が認められなくなるという心理効果のことです。
何年間も多額のお金を投資している赤字事業を撤退できない企業や、映画館でつまらない映画をお金を払ったからという理由で最後まで見てしまうのもサンクコスト効果によっておこります。
普通なら赤字事業は撤退すべきですし、つまらない映画だったらそもそも見ないですよね?
それなのに、ずるずるとそのままでいてしまうというのは過去に投じた費用をもったいないと思うからなんですね。
でも、過去に投じた費用が未来の成功に影響を与えるわけではありません。
仮想通貨投資でいうと、苦労して見つけた草コイン。
ずるずると下がっているが調べるのに使った膨大な時間や含み損を考えると売りたくないと思うんです。
つまり、失敗を認めたくないのでしょう。
サンクコスト効果に影響されないためには、今この瞬間から始めたとしてどうするか?と考えるのです。
過去にいくらで買ったから含み損や含み益があるというのは一切考えてはいけません。
現時点で仮想通貨を買うべきか、売るべきか。
ただそれだけを考えて投資をするのです。
そうすれば、サンクコスト効果に影響されずに合理的に判断を下すことができるようになります。
4. 同調効果 みんなと同じだと安心
人はみんなと同じ行動をとると安心感を感じる生き物です。
多くの人が仮想通貨を売っている暴落局面で自分だけ買うのは大きな苦痛を感じますし、勇気がいります。
逆に、暴騰しているときに自分だけ売るのも苦痛を感じるものです。
しかし、投資で大きく儲けるためには、暴落しているときに買うことが必要でしょう。
なので、苦痛を感じる行動をとろうとしているときこそチャンスであるということを知っておくと実際に行動に移しやすくなるのではないでしょうか?
といっても、暴落しているから上がるという保証はありません。
大きく儲けるためにはリスクがあるということも認識しておきましょう。
5. 認知的不協和 不都合な情報は信じない
自分が下した判断と反対の判断が生じた場合に生じる不快感を認知的不協和といいます。
仮想通貨投資を例にあげましょう。
あなたがネムがすごく良い仮想通貨だと判断して100万円分購入したとします。
その後、ある有名人がツイッターでネムの欠点をツイートしたとしましょう。
あなたのネムに対する認識と有名人のネムに対する認識が食い違うことであなたは不快に感じます。
この状態が認知的不協和といわれるものです。
その後、あなたは不快な状態から逃れるためにネムの良いところを探そうとするでしょう。
そして、さらにはネムを批判した有名人は誰かから金をもらって言わされているんだとか、非合理的なこじつけをしだすのです。
そうすることで、認知的不協和から逃れて安心感を得ることができるようになります。
仮想通貨投資家のポジトークといわれる自分の買ってる銘柄に対する肯定意見も根本的には認知的不協和から良い側面だけを見て情報発信をしているとも考えられるのです。
このように考えるといかにポジトークが信用できないかが分かるでしょう。
仮想通貨を買った時点から誰しも認知的不協和から逃れることはできません。
ただ、こういった心理学効果が働くことを知っておけば合理的判断を下すのに少しは役に立つと思いますよ。
6. フォンレストルフ効果 急騰した通貨が印象に残る
フォンレストルフ効果とは、たくさんある中で違う特徴を持った一つが印象に残るという心理効果です。
仮想通貨では、大きく値上がりしたもの、ニュースやテレビで話題になったものが相当するでしょう。
そういった仮想通貨は多少高くても印象に残りやすいので買ってしまい高値つかみしてしまうことが多いと考えられます。
私もネムを高値つかみしたのは、50%値上がりした直後でしたからね。
7. 所有効果 買ったら愛着がわく
所有効果とは、買ったものに愛着がわく心理効果のことをいいます。
仮想通貨投資でも、ツイッターとかでリップラーとかいう名前にしたり、画像をリップルの画像にしたりしている人って驚くほどたくさんいますよね。
私もネムを買ってからは結構愛着がわいてましたね。
こういった作用から特に理由もなくこの仮想通貨は上がると思い込んでしまうのが所有効果の怖いところです。
合理的な判断をするためには仮想通貨に愛着をもたないようにした方がいいでしょう。
8. ギャンブラーの誤謬 これだけ下がったんだから上がる
ギャンブラーの誤謬とは、ギャンブラーが陥りやすい誤りのことをいいます。
コインを投げて表が10回連続で出たとしてましょう。
合理的に考えると、次に表か裏が出るかの確率は2分の1です。
しかし、ギャンブラーは表が10回連続で続いたんだからそろそろ裏が出るだろうと考えるようになります。
仮想通貨でも、5日連続で下がったら、そろそろリバウンドするのではないかと考える人がたくさんいますね。
でも、こういった考えも実はギャンブラーの誤謬に陥ってるといえるのです。
9. 消極的バイアス 損した通貨は二度と買いたくない
悪い出来事が起こると、関連するすべてが悪いものに思えてくる心理効果のことです。
これを仮想通貨投資に応用すると
ネムがハッキングされて、価格が暴落したから、もう買いたくない。
と考えるようになります。
でも、実際にはネム自体には何の欠陥もないにもかかわらずです。
むしろ暴落したネムを買うことで利益を得るチャンスを棒にふることになります。
10. 正常性バイアス 自分だけは大丈夫
災害などの非常事態で自分だけは大丈夫だとなぜか考える心理を正常性バイアスといいます。
仮想通貨投資では、価格が暴落したがどうせまた上がるだろうと考えることが当てはまるでしょう。
その暴落がバブル崩壊のきっかけであり、そのまま下がり続ける確率があるにも関わらずそのように考えてしまうのです。
損切りは投資の基本ですから、根拠のない自信というのは危険ではないでしょうか。
11. 共通差効果 即座の利益の方が好き
人間は目先の利益の方が将来的な利益よりも大きく感じます。
これを共通差効果といいます。
具体的に考えてみましょう。
あなたはどちらを選びますか?
①今すぐに10万円もらえる
②1カ月後に11万円もらえる
この場合、大多数が「①今すぐに10万円もらえる」を選ぶのです。
しかし、質問が変わると結果が変わります。
あなたはどちらを選びますか?
①1年後に10万円もらえる
②1年1カ月後に11万円もらえる
この場合、多くの人が「②1年1カ月後に11万円もらえる」を選ぶのです。
どちらも1カ月待てば1万円増えるという状況は変わらないのに結果が変わるのは面白いですね。
つまり、人は将来的な値上がりよりも直近の値上がりを気にして売ったり、買ったりしてしまうものなのです。
投資心理学から逃れる勝てる投資方法とは?
人は投資をするときにさまざまな感情から非合理的な判断を下してしまう生き物です。
はっきり言って自分の心をコントロールして機械的に投資判断を下すのは投資のプロでも難しいでしょう。
人間である限り感情を捨てるということはできません。
では、どうすればこのような投資心理学の作用から逃れることができるのか?
おすすめは、機械的に買うことです。
毎月同じ日にいくら買うというように機械的に積み立てていきます。
そこには、人間の感情が介在する余地はありません。
仮想通貨取引所Zaifでは、毎月自動的に設定した金額の仮想通貨を買うことができます。
仮想通貨が将来的に上がるという考えで投資をするのであれば、自動的に積み立てていくのがベストだと思います。
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