呼吸器内科

肺高血圧症の病態と治療

肺高血圧症の病態

様々な原因により、肺動脈が狭窄したり、硬くなることで血流が悪くなる。

その結果、心臓が血流を送り出すために努力することで、肺動脈圧が上昇する。

すると、心臓に負担がかかり右心不全となる。

また、肺動脈にも負担がかかり、さらに肺動脈が狭窄したり、硬化し、肺動脈圧がさらに高くなる。

肺高血圧症の治療

肺高血圧は5群に分類され、分類により治療法が異なる。

薬物療法としては、以下のようなものがある。

プロスタサイクリンおよびその誘導体:肺血管を拡げる

エンドセリン受容体拮抗薬:肺血管を収縮させるエンドセリンが平滑筋に結合することを防ぐ

ホスホジエステラーゼ5(PDE5):血管平滑筋の収縮を緩めるサイクリックGMPという物質を増加させる

心臓の負荷を抑えるために利尿薬を使ったり、酸素不足に対して酸素を投与することもある。

また、内科治療に抵抗性があれば肺移植が適応となる。

 

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