身体診察

腹痛の部位の違いは?季肋部、心窩部はどこ?

腹痛の部位の違いは?

腹痛を症状とする疾患はたくさんあります。

疾患によって、腹痛の部位が違うので、どこに腹痛があるかということからある程度疾患を絞ることが可能です。

今回は、腹痛の部位の違いをテーマに書いていきます。

腹痛の部位の名称の違いは?


出典:腹痛の部位で推測する病気 図と画像

まず、腹痛の部位は9つに分かれています。

縦2本、横2本の直線により、3×3の9つの領域にわかれているのです。

上の横線は、肋骨下端あたりで、下の横線は腸骨上端あたりのイメージでいいでしょう。(具体的にどこかの定義は見つかりませんでした。)

縦の線は3等分するようなイメージです。

まずは、名称を覚えましょう。

腹部の部位の名称の覚え方

上部正中 →心窩部(心臓のあるところの窪みだから)
上部右  →右季肋部(季は末という意味なので、肋骨の下という意味)
上部左  →左季肋部(季は末という意味なので、肋骨の下という意味)

中部正中 →臍部(臍があるから)
中部右  →右側腹部(腹の側面だから)
中部左  →左側腹部(腹の側面だから)

下部正中 →下腹部(腹下だから)
下部右  →右下腹部(腹下で右側だから)
下部左  →左下腹部(腹下で左側だから)

腹部の部位と疾患は?


出典:http://nishimuranaika-cl.com/abdominalpain/

腹痛の部位と推定される疾患については、基本的には腹痛の部位にどの臓器があるかということからわかります。

右下腹部痛なら虫垂があるので、虫垂炎の可能性があるということです。

同様に、心窩部痛なら、心筋梗塞の可能性がありますね。

 

出典:http://www.nkoya.jp/symptoms03.html

腹痛の部位とその下にどんな臓器があるかをイメージすると、鑑別疾患を覚えやすいです。

 

 

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