呼吸器内科

過呼吸でテタニーがなぜ起こる?理由は?

過呼吸でテタニーがなぜ起こる?理由は?

過呼吸でテタニーが起こる理由は、過呼吸になるとPaCO2が下がり、呼吸性アルカローシスになることで、血中のカルシウムイオン(free Ca)が低下するからです。

血中のカルシウムイオンは、血液のpHがアルカリ側で減少、酸性側で増加します。

そのため、過呼吸によりアルカローシスとなると、カルシウムイオンがアルブミンとくっついて、血中のカルシウムイオンが減少するのです。

血中カルシウムの総量は変わりませんが、生理作用があるカルシウムイオンが減少するので、テタニーが生じるということになります。

平たく言うと、過呼吸→アルカローシス→血中のカルシウムがアルブミンとくっついて→カルシウムイオンの低下→テタニー

看護学生はここまで知識はいりません。医学生は必須の知識です。

<下記は細かい解説です>

呼吸性アルカローシスの流れは前述の方の意見を参照ください。

血液がアルカリ性になることでフリーのイオン化カルシウムの割合が減少しテタニーを認めることがあります。
しかし、血中カルシウムの総量は不変です。

<なんで低カルシウム?>
血漿中のカルシウム濃度は、9.0~11.0mg/dl(4.5~5.5mEq/L)。カルシウムは、血液中では、正常(pH7.4)では、48%が、カルシウムイオン(Ca2+)として存在し、47%が、血清蛋白(アルブミン)と結合して存在し、約6%が、非イオン化化合物(リン酸カルシウム、クエン酸カルシウムなど)として存在しています。
生理作用のあるのは、カルシウムイオン(Ca2+)。カルシウムのイオン化は、溶け込んでいる溶液のpHによって、変動します
イオン化した割合(カルシウムイオン)は、血液のpHがアルカリ側では、減少し、血液のpHが酸性側では、増加します。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1135596746

 

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