112回医師国家試験

カリウムの投与量と投与方法

カリウムの投与量

カリウムの1回投与量は40mEq/L以下。

1日の投与量は100mEqまで。

カリウムの上昇は心停止の原因となるので、輸液製剤に希釈してゆっくり投与する。

用法及び用量
L-アスパラギン酸カリウムとして、通常成人1回1.71〜5.14g(カリウムとして10〜30mEq:本剤1〜3管を日本薬局方注射用水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又は他の適当な希釈剤で希釈する。その液の濃度は0.68w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で点滴静脈内注射する。
1日の投与量は17.1g(カリウムとして100mEq:本剤10管)を超えない量とする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

用法及び用量に関連する使用上の注意
カリウム剤を急速静注すると、不整脈、場合によっては心停止を起こすので、点滴静脈内注射のみに使用すること。

出典:http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3229401A1096_2_01/

カリウムを間違って、希釈せずに静注し死亡事故も発生しているので注意する。

「高濃度カリウム急速静注」(報道日:5/28)
看護師(22)が、入院中の60代の女性患者に誤って塩化カリウム製剤を原液で直接静注し、直後に患者が心不全で死亡した。病院はミスを認め遺族に謝罪し、警察に届けた。

出典:https://www.psp-jq.jcqhc.or.jp/post/proposal/132

 

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