112回医師国家試験

腫瘍性骨軟化症の病態

腫瘍性骨軟化症の病態

腫瘍から分泌されるFGF23により、低リン血症、活性型ビタミンD濃度の低下などをきたす。

FGF23は尿細管と腸管からのリン吸収を阻害するため、低リン血症となる。

カルシウムが骨基質に沈着するためには、リンと結合したヒドロキシアパタイトになる必要があるので、低リン血症では、カルシウムが沈着できず、骨が軟らかくなり、骨病変をきたす。

また、FGF23はビタミンD合成に関与する。

腫瘍性骨軟化症の治療

治療は原因となる腫瘍の切除。

腫瘍が見つからない、切除不能例では、リンと活性型ビタミンDの補充。

 

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