肺血栓塞栓症では、PaO2の低下とともに、PaCO2の低下が特徴的な所見です。
今回は、PaCO2の低下の理由について考察してみたいと思います。
肺血栓塞栓症でPaCO2が低下する理由は?
肺血栓塞栓症は、血栓が肺動脈につまることで、肺でのガス交換が行われなくなり、PaO2が低下する疾患です。
PaO2低下によって生じた呼吸困難を代償するために、過換気になり、PaCO2も低下するのが特徴的な所見になります。
過換気になってもPaO2は上がらないのに、PaCO2が低下する理由は、CO2は拡散能が高く、少量の血流でも拡散し、排出されるからです。
肺の一部の血流がなくなり、ガス交換ができなくなることで、PaO2が低下するのは納得がいくでしょう。
しかし、過換気になったのなら、PaO2は上昇するのではないかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
おそらく代償されても、肺の血流途絶の影響を代償しきれずに、PaO2は低下するのではないかと考えられます。
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