夏型過敏性肺炎まとめ
アレルギーの型 | Ⅲ、Ⅳ |
気管支肺胞洗浄液の所見 | CD4/CD8比低下 リンパ球比率の上昇 |
IgEの変化 | なし |
経気管支肺生検の所見 | 類上皮細胞肉芽腫 |
換気障害の型 | 拘束性換気障害 |
夏型過敏性肺炎の病態
細気管支から肺胞を主座とするびまん性間質性肺炎。
真菌(かび)などを繰り返し吸い込むことで、アレルギー反応をきたして発症。
肉芽腫性炎症により、肺が拡張しにくくなる。
III型、IV型アレルギー反応を介して発症するため、IgEや好酸球比率は上がらないことに注意する。
過敏性肺炎の症状
特定の場所、時期に乾性咳嗽、発熱、呼吸困難。
入院などで環境が変わると自然軽快するが、一時帰宅すると抗原に暴露され、増悪するのが特徴。
過敏性肺炎の診断
胸部X線:びまん性すりガラス様陰影、粒状影
気管支肺胞洗浄液:CD4/CD8比↓
Ⅳ型アレルギーなのでキラーT細胞が増加する。
過敏性肺炎の治療
抗原のある環境から離れる。
重症例ではステロイド

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