循環器内科

心音のⅠ音、Ⅱ音とは?

心音のⅠ音、Ⅱ音について解説させていただきます。

医師や看護師を目指す学生の方向けに簡単にかみくだいて説明をするつもりです。

心音とは?

簡単に言うと、心音とは、心臓の弁が閉じるときの音です。

心臓の弁って、血液が逆流するのを防止するために閉じますよね。

そのため、弁が閉じると血液が弁に向かって流れてくることで弁に圧力がかかるんです。

このとき、ドッと音が生じることになります。

では、心音でよく聞くⅠ音、Ⅱ音って何なのでしょうか?

心音のⅠ音、Ⅱ音とは?

Ⅰ音とは、心房と心室の間の弁(房室弁)が閉じるときの音のことです。

一方、Ⅱ音とは、大動脈弁と肺動脈弁が閉じるときに生じる音になります。

心臓の音ってドックン、ドックン、ドックン・・・っていう音ですよね。

Ⅰ音は、初めの「ドッ」、Ⅱ音は後の「クン」に相当すると考えればいいでしょう。

こちらの動画の初めの5秒間を見れば、心臓の模式図がどう動く時にどんな心音が鳴るかを理解しやすいと思います。

そもそも心臓はどのように動くか?

心臓の動きは以下のように動いています。

【収縮期】心室が収縮して心房が拡張→房室弁が閉じて、肺動脈・大動脈弁が開く→【拡張期】心室が拡張して心房が収縮→大動脈弁・肺動脈弁が閉じて、房室弁が開く

心臓は、このような動きを繰り返するのです。

ポイントは、収縮期や拡張期というのは心臓の心室の動きに相当した呼び名であること。心房と心室は逆の動きをするということです。

この2点に注意して心臓の動きと血流の流れ、弁の開閉を考えてみると心臓が血液を全身に送り出すポンプとしてどのような仕組みで働いているのかが理解しやすくなるでしょう。

心音について詳しく知りたい方はこちらの動画が分かりやすいです。

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