鉄欠乏性貧血では、血清鉄低下、フェリチン低下、総鉄結合能(TIBC)上昇がみられます。
しかし、総鉄結合能(TIBC)がなぜ上昇するのかが理解できなかったので、なぜ鉄欠乏性貧血で総鉄結合能(TIBC)は増加するかをまとめました。
総鉄結合能(TIBC)とは?
鉄と結合していないトランスフェリンが鉄とどれだけ結合できるかを表すものが不飽和鉄結合能(UIBC)。
ちなみに、トランスフェリンとは、鉄を運搬するタンパク質です。
トランスフェリンと結合している血清中の鉄を血清鉄といいます。
そして、不飽和鉄結合能(UIBC)と血清鉄を合わせたものが、総鉄結合能(TIBC)です。
総鉄結合能(TIBC)=不飽和鉄結合能(UIBC)+血清鉄(μg/dL)
よって、総鉄結合能(TIBC)はトランスフェリンの量を反映することになります。
なぜ鉄欠乏性貧血で総鉄結合能(TIBC)は増加する?
鉄が欠乏すると、鉄とトランスフェリンを結合しやすくするために、肝臓でトランスフェリンが大量に産生されるようになります。
つまり、鉄欠乏により、代償的にトランスフェリンが増えるということです。
少量の鉄を最大限利用しようとするからだとも考えられます。
総鉄結合能(TIBC)は、トランスフェリンの量を反映するので、結果として、TIBCが増加します。
iCoiは医師同士の出会いをサポートしてくれるマッチングアプリです。
医師と医学生は無料で使うことができます。
登録する際に医師免許証などの資格確認が必要となるので、アプリ上では確実に医師と出会うことができ、とても安心です。
所属医療機関や出身大学ごとにブロックする機能があるので、知り合いにバレるリスクも低くなっています。個人情報を扱うため、セキュリティ対策もしっかりとされています。
アプリのダウンロードはこちら↓↓↓
一瞬で理解できました!ありがとうございます!