ギランバレーに副腎皮質ステロイドが効果ない理由
ギランバレー症候群は、カンピロバクターなどの先行感染によりできた抗体が、末梢神経を攻撃することで脱髄が起こり、運動麻痺を起こす。
なので、一見すると副腎皮質ステロイドが有効であると思いがちであるが、実際は有効ではなく、治療は免疫グロブリン大量静注療法と血漿交換である。
これは、すでに病因となる抗体は産生された後であり、抗体産生を抑制する副腎皮質ステロイドは効果がない。
免疫グロブリン大量静注療法と血漿交換といったすでにある抗体の作用を抑制する治療が有効と考える。

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