薬の作用

ステロイドの副作用の覚え方|作用機序は?

ステロイドは抗炎症や免疫抑制作用があるため様々な疾患で使用される薬剤です。

アレルギー疾患から膠原病、炎症性疾患などの様々な病気の治療に使われています。

今回は、ステロイドの副作用の覚え方をテーマにお話をさせていただきます。

ステロイド副作用まとめ

ステロイドの副作用は多様な臓器に現れる。

なので、臓器別に副作用を覚えると良い。

全身症状 感染症
精神 不眠、うつ、そう
緑内障、白内障
胃潰瘍
生活習慣病の悪化 高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満
皮膚 皮膚が薄くなる、皮下出血
筋肉 筋力低下
骨粗鬆症、大腿骨頭壊死

 

ステロイドとは?

ステロイドとは、副腎皮質で生成されるホルモンであるコルチゾールなどの糖質コルチコイドのことです。

ステロイド系抗炎症薬として臨床で使われています。

ステロイドは、炎症反応を強力に抑制するため、様々な炎症が原因となる疾患に使用されているのです。

ステロイドが使われる主な疾患

急性炎症、慢性炎症、自己免疫疾患、アレルギー性疾患、移植片拒絶反応など

一方、ステロイドの強力な作用は体にとって害となる場合もあり、副腎皮質機能不全、クッシング症候群、胃潰瘍などの副作用として現れる場合もあります。

 

ステロイドの副作用の覚え方

出典:https://www.asahikasei-pharma.co.jp/health/kidney/treatment/medicine.html

ステロイドの副作用は、たくさんあります。

白内障、緑内障、多汗、不眠、血圧上昇、ムーンフェイス、易感染性、生理不順、ステロイド筋症、動脈硬化、血管炎、骨粗鬆症、肥満、食欲不振、食欲増進、潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)と大量にありすぎて覚えきれません。

他にも、精神神経系障害(多幸感、不眠、興奮)、脂質代謝異常(脂肪沈着)、血栓症、脱毛などの副作用もあるそうです。

なので、今回は、主要な副作用だけに絞って覚え方を紹介していきたいと思います。

ステロイドの副作用の覚え方①

Seisin:精神症状(多幸感、不眠、興奮)

Tarry stools,Thrombosis:タール便(潰瘍形成),血栓症

Eyes:白内障,緑内障

Hair Removal:脱毛

Osteoporosis:骨粗鬆症

Infection:感染症(易感染性)

Diabetes mellitus:糖尿病

出典:https://www.joji-study.com/entry/steroid-fukusayou

定番の英語の頭文字で覚えておくという覚え方です。

ゴロはそのままSTEROIDと覚えればいいので覚えやすいと思います。

ポイントは、Sだけが日本語の精神(seisin)の頭文字であること。

Tが2つあることです。

 

ステロイドの副作用の覚え方②

異---→(胃)胃腸障害(消化性潰瘍)
性---→(精)精神神経系障害(多幸感、不眠、興奮)
禁---→(筋)筋無力症
止---→(脂)脂質代謝異常(脂肪沈着)
と---→(糖)糖代謝異常(糖尿病)
浮---→(浮)浮腫
かん--→(感)感染症の悪化
顔---→(顔)満月様顔貌(ムーンフェイス)

出典:http://www.wataboushi.npo-jp.net/yakuri/yasasii/1714_htm.htm

「異性禁止と浮かん顔」と覚えるゴロもありました。

ゴロ自体を覚えるのが大変なので、こちらの方が覚えにくいかなと思います。

ただ、こっちの方が網羅性は高いような感じはしますね。

 

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