循環器内科

QT延長症候群とは?原因、診断、治療

QT延長症候群とは?

名前の通りQTが延長する疾患。

QTの長さは心室全体が脱分極してから再分極過程を終えるまでの時間を示す。

よって、QT延長により起こる不整脈は心室性不整脈と考えることができる。

特殊な多形性心室頻拍(TdP:トルサード・ド・ポアンツ)を起こすのが特徴。


出典:113D34

失神発作を繰り返し、突然死の原因となる。

QT延長症候群の原因

原因は、先天性と二次性がある。

二次性QT延長症候群の原因は、薬剤、電解質異常、徐脈。

・薬剤性

抗不整脈薬
抗精神病薬(クロルプロマジン)
抗菌薬・・・ニューキノロン、マクロライド
三環系抗うつ薬

・電解質異常(低K,Ca,Mg血症)

・徐脈

食って延長、定価のマック、NEWマック

食って延長:QT延長
定価:低Ca
マッ:低Mg
ク:低K
NEW:ニューキノロン系抗菌薬
マック:マクロライド系抗菌薬

QT延長症候群の診断


出典:http://www.ncvc.go.jp/hospital/section/cvm/arrhythmia/qt.html

非発作時の心電図でQT間隔が0.48秒(大きいマス2.4マス分)を超える

QT延長症候群の治療

治療は、先天性と後天性、発作時と予防で分かれる。

先天性 発作時 β遮断薬静注。硫酸Mgも有効。一時ペーシング(徐脈が高度の時)
予防 β遮断薬。
後天性 発作時 原因の除去。硫酸Mg静注。
予防 原因の除去

トルサード・ド・ポワントを繰り返す場合:硫酸マグネシウム静注

先天性QT延長症候群:β遮断薬静注、一時ペーシング(徐脈が高度の時)

イソプロテレノールは禁忌。

二次性QT延長症候群:原因の除去

低K血症ならK製剤、高度な徐脈があれば一時ペーシングやイソプロテレノール静注など

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA