フローボリューム曲線の見方を解説する。
備忘録としてまとめたい。
フローボリューム曲線の見方解説

フローボリューム曲線の縦軸は呼気流量を示すので、山の高さが低いということは気流速が遅いということになります。
一方、横軸は、肺気量を表しますが、右から左に向かって数字が増えていることに注意が必要です。
つまり、左にいくほど、肺の中の気量が多いことになります。
上のグラフでいうと、肺気腫は過膨張しているので、スタートが正常より左寄りです。
肺線維症は、肺が固くなっているので、空気を十分に吸うことができないため、スタートが正常よりも右寄りになっています。
間違えやすいポイントとしては、吐き出された空気の総量は、山の面積ではなく、スタート地点と終点の横軸の長さで示されていることです。
横軸は時間を表していないので、山の面積が気量をあらわしてはいません。
肺気腫のフローボリューム曲線の特徴は、下に凸になっているのがポイントです。
吐き出す気速が一気に落ちるため、下に凸になっています。
閉塞性換気障害・・・下に凸
拘束性換気障害・・・正常を一回り小さくした感じ
閉塞性換気障害と拘束性換気障害の違い
出典:https://physioapproach.com/blog-entry-513.html
肺活量が80%未満で拘束性換気障害
1秒率が70%未満で閉塞性換気障害
どちらも満たすと、混合性換気障害
拘束性換気障害の方が理論値の80%で異常となるので、シビアである。
一方、閉塞性換気障害は理論値の70%未満なので、割と余裕があるイメージ。
母いない で覚える。
肺活量:80%
1秒率:70%

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