感染症内科

セフェム系抗菌薬とは?スペクトルや作用機序は?

セフェム系抗菌薬とは?

セフェム系抗菌薬は、細菌が生きるのに必要な細胞壁の合成を阻害することで殺菌する抗菌薬。

細菌の細胞壁を合成するペニシリン結合タンパク質の働きを阻害することで細胞壁の合成を阻害する。

セフェム系抗菌薬のスペクトル


出典:https://kusuri-jouhou.com/microbe/cephem.html

開発が進むに連れて、第一世代、第二世代、第三世代、第四世代、第五世代と名前が変わる。

世代ごとに特徴をおさえるのが重要。

第一世代から第三世代まではグラム陽性球菌への作用が減弱していく一方で、グラム陰性桿菌への作用が増強していく。

第四世代は、第一世代と第三世代をあわせた特徴をもつためスペクトルが広い。

そのため、セフェム系抗菌薬は世代によるが、以下の細菌に有効である。

緑膿菌:グラム陰性桿菌

肺炎球菌:グラム陽性球菌

インフルエンザ菌:グラム陰性桿菌

クレブシエラ属菌:グラム陰性桿菌

しかし、リステリアはグラム陽性桿菌なので、セフェム系抗菌薬は無効である。

リステリア:グラム陽性桿菌

 

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